仕事がデキない人は”ルール”と”マナー”を理解できていない?!

現代の矛盾 ボブ・ムーアヘッド 今 生きる 名言

現代は豊かな社会です。
人それぞれに時と場合によっては様々な問題もありますが、基本的に豊かであることは確かだと言えます。

私が働く医療の世界では多くの方は体調が悪ければ病院やかかりつけの医院に行くことができます。しかも家の周辺には複数の医療機関があり自由に選ぶことができます。

選べるということは素晴らしいことです。

そのため医療機関は患者さんから選ばれるためによりよい医療、サービスを導入すべく努力をしています。これはある意味での競争です。互いが努力を重ねることで質が上がりさらに質のいいサービスを選べることになります。

豊かさは新たな価値を生じさせてくれます。

この社会の流れは医療に限ったことではありません。
新型コロナウイルス感染症が広がる中でリモートワークなど働き方が大幅に変化しました。
また5Gの時代です。AIに仕事が取って代わられ働き方も価値観も大きな変換期に突入したといえます。

社会環境の変化が著しい中で「こうだったらいいのに」「もっと親切にしてほしい」といったニーズは無意識的にも増大しているはずです。

今を生きる私たちは新たな価値が生まれていることを正しく理解し、柔軟に対応していける人材にならないとこれからの時代は生きていけなくなるでしょう。

 

社会が変わっても変わらないもの。

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それは人の心です。

人は心をもった動物であり心も含めて人です。
たとえ最新の設備や技術をもって病気を治癒することができても、その人が生き生きと生きる力、つまり「心」を取り戻すことができなければ意味がありません。

 

人の心を動かすのは理屈ではない。

人の心を動かしたいと思ったことが一度や二度はあるでしょう。

人の心はどうやったら動かすことができるのでしょうか。

それは間違いなく人の心です。
人の感情を豊かにするのは人の温かい感情です。人の心を動かすのは人の心です。
温かい気持ちを伝えるには温かい気持ちを言葉や態度に表すことが大切です。

これはマナーや心配りでもあるでしょう。
勘違いしてほしくないのはマナーはルールではありませんので、必ず守られなければならないものではありません。

だからこそ洗練されたマナーや心配りには人の気持ちや真心がこもり、時に人を感動させるのです。

 

”感じがいい対応”は当たり前?!

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豊かさはさらなる価値を生みます。
これには「自分だけ特別扱いしてほしい」といった意識、考え方にも繋がります。目覚ましい発展や豊かさゆえに、自分中心で回ってしまうこともしばしばあるでしょう。

こうした意識の変化があるからこそ心に響く接遇やマナーが重要になります。

 

▶ある程度の接遇・マナーはできて当たり前の時代。

かつてはデパートの店員さんの「接遇」や「マナー」がよいと言われている時代がありました。

しかし最近ではあらゆる場面できちんと挨拶がなされ配慮もしてくれます。
他にも親切な対応をしてくれるところも多いでしょう。

接遇やマナーは特別なものではなく出来て当たり前の時代になったのです。

 

▶接遇・マナーは自分を磨き、人格を高めるもの。

形だけの接遇ができていればそれほど不快な思いはしないでしょう。しかし形式だけの接遇に感動や豊かな気持ちになることはありません。

マニュアル通りの言葉遣い、マニュアル通りの動作、それらはただそれだけ、マニュアルでしかないのです。社会や意識が変わっても根底にある人の気持ちは不変でしょう。

同じ動作でもそこに言葉が加わり、表情や仕草、気持ちがこもってこそ、人の気持ちを豊かにすることに繋がります。

 

接遇とは、接して遇すること。

”接遇”という言葉は人を迎えた時におもてなしをするという意味です。

おもてなしとは気持ちを込めることを表すことばです。
つまり接遇やマナーを磨いていくことは自分自身を磨くことに繋がり、人格までも高めてくれる可能性があります。

 

マナーはルールではない。

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「ルール」というと一般的には「決まり」です。世の中には様々なルールがあります。

私たちの社会はルールによって成り立っていることは言うまでもないことです。
ルールは社会の最低限の決まり、いわば社会の骨格、骨組みです。

ルールを守らなければ時には社会から罰せられることもあります。

 

▶マナーは人の心と社会を動かす潤滑油である。

社会はルールで成り立っていると伝えましたが、ルールだけで成り立っているわけではありません。「マナー」や「心配り」が社会をより円滑にしているのです。

・にこやかに挨拶をする。
・困っている人には声をかける。
・落ちているごみは積極的に拾う。
など、自分に課せられた義務やルールではないけれど自分以外の人やモノへの心配りが、社会をよりよく形成しているのです。

 

最後に:社会をよりよくするのはマナーと心配り。

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いくらルールを守っているからといって
・人にろくすっぽ挨拶をしない
・常にムスッといていて笑顔がない
・呼んでも返事をしない
・仕事をすればトラブルばかりを起こす
・自分の最低限の仕事が終わったらさっさと帰ってしまう
・他人の仕事は自分から手伝おうとしない

そんな人がいるだけで雰囲気は悪くなるでしょう。

マナーはルールに上乗せする「心配り」であり他人との良好なふれあい、良好なコミュニケーションを生み出す能力です。

人の心に届き人の心を動かすのがマナー。
社会を円滑に動かしているのはルールの上に乗ったマナーであるといえるでしょう。

ルールを大切にしつつマナーと心配りを忘れずにいたいですね。

ABOUT US

専門病院、大学病院、総合病院、個人病院を経て、看護部長の座を断り、パラレルワーカーとなる。 【手と目で護る】 健康な人はより健康に、病気の方は病気を抱えながらでも、その人らしく生きていけるようにサポートをする。これが私の看護師として生きる道。 看護師1年目「あなたはもう無理」と先輩にありもしないことで壮絶な虐められ自信も自己肯定感もなくなる。何度も看護師をやめる選択もしたが、「看護が好き」という想いを胸に奮闘。適応障害も克服し、現在専門病院とクリニックに籍を置きつつ、非医療者への普及活動に主軸を置く。