手術室看護師と聞いてどんなイメージがありますか？
「DoctorX」のイメージ？トイレ大変そう、手術の後焼肉食べれるの？

今回は手術室看護師の実態について解説したいと思います！ちなみに元手術室看護師なのです私！

・手術室で働いてみたい学生さん
・配属先で悩んでいる看護師さん
・周りに手術室看護師の友人がいる方
・看護師と関わりたい方

そんな方に読んでもらいたいと思います。
読み終わったとき手術室看護師をもっと好きになるかもしれません。

【手術室看護師】ってどんなお仕事？

手術室看護師は字のごとく手術室で働く看護師のことです。
手術に立ち会い、間接介助（外回り）と直接介助（器械出し）に分かれます。外回りは点滴作成や、出血量のカウント含め全体を介助する人。器械出しは清潔操作で器械を渡したり医師の介助がメインになります。

どんな人が手術室看護師になれるの？

配属が手術室になればなることができます。大学病院であれば、全ての科があるので、経験を踏めば全ての科目の手術介助ができるようになります。

手術室看護師といっても、心臓手術や脳外科手術、整形外科手術は登竜門と難易度も高めになります。個人的には帝王切開の手術が好きでした。

手術室看護師といっても、全部の科目をできる人もあればできない人もいるので、これから手術室看護師になりたい人が何科の手術を経験したいのかによっても病院選定は変わります。

手術室看護師のお仕事は手術だけ？

いえ、手術介助以外にも仕事はあります。

・手術器具の滅菌戦場
・術前外来（手術を受けられる方の説明会）
・術前訪問（緊張を和らげるため）
・術後訪問

など様々な仕事を通して、手術を受ける患者さんが安心して手術に臨めるようにサポートしています。

【手術室看護師】に向いている人、向いていない人は？

向いている人
・医師の思考を先読みしてスムーズな手術介助を行うため、常に勉強を怠らない人
・患者さんの生死に直結するというプレッシャーに打ち勝ち、冷静な状況判断ができる人
・緊迫した状況にあっても、患者さん中心の看護を実現しようとする気概のある人

向いていない人
・患者と話すのが好きな人
・血を見るのが怖い人

手術室看護師やっててよかった瞬間

・術後訪問で元気になっている姿を見ると嬉しくなる
・術進行を予測して器械を準備し、予想通りになったとき
・『ぱしっ』と器械が渡せたとき

手術室看護師を辞めたくなった瞬間

・患者さんと話すのが好きな人は、向かないかもしれません。
＊高頻度で自分の名前は憶えてくれません(笑)
・オンコール（待機番）で呼ばれた時
・基本看護技術が身につかない（採血や吸引はほぼしません。手術室看護師は採血下手です）
・血液暴露リスク（感染症にはなりたくない・・・）

【手術室看護師】に聞いてみたい２つの素朴な疑問

Q.手術の後、焼肉食べられますか？
A,はい、食べれます。確かに手術で脂肪を切る時は焼肉みたいですけどね。

Q,トイレ行きたくならないんですか？
A,どうしてもの時は交代してもらいますが、アドレナリンが出ているからか結構平気です。

もっと聞きたい、手術室看護師の実態

なんとなく生態が分かったとことで、もう少しだけお伝えします。

まつ毛事件！手術室看護師の勝負ポイント

『女は髪が命』ならぬ『手術室看護師は目が命』
マスク、帽子をしているため、手術室看護師がアピールできるのは【目】しかありません。なので、アイメイクがみんなばっちりです。つけまつげがたまに落ちそうになっている人がいて冷や冷やものです。

【気になる男性目線】いい女はまつ毛から！看護師のメイク事情。

看護の本質
2020.11.16
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