看護師は星の数ほどおり、健康診断や受診、お見舞いなど関わる場面が多いでしょう。
実は看護師が医療チームの中で最強であることを知っていましたか?
もちろん他の職種の方がいることで円滑に医療チームとして活動することができるのは前提です。
ですが連日のコロナのメディア放送を思い出してください。
「看護師が足りない」と報道されています。
それはなぜなのか。元看護師でもなく、現役14年目の看護師が”看護師が最強である”ことを伝えます。あくまでも看護師目線ではありますが、看護師ってすごい!と少しでも思ってもらえたら嬉しいです。
看護師ってどういう仕事??

そもそも看護師の仕事が理解できていないとデキるかどうかの判断は難しいでしょう。
看護師は厚生省のもと国家資格です。
現時点では資格更新制度はなく一度取ったら永遠に看護師業に関わることができます。
看護師保健師助産師法で規定されており、”医師の診察の補助”と”病人の療養上の世話”が主な仕事内容になっています。
他の職種よりも患者により密接しているのが看護師です。
他の職業を悪く言うわけではありません。
それぞれの職種が専門性をもって連携し協働すべきです。今回は”看護師”という視点からのお話です。
医師は看護師がいないと、ほぼ仕事ができない⁉︎
まず医師ですが、誰しもが知っている職業の一つです。
主に”病気”を診断し治療内容を決定し患者の治療にあたります。
ちなみに患者の身の回りの世話などはしません。
点滴等も指示を出したあとは看護師が指示に従い患者に実施していることが多いです。もちろん医師にしかできない技術もあります。
ヘルパーが出来ることは看護師がすべてできる。
次に介護職ですが、ヘルパーと呼ばれる方たちのことをイメージしてもらえたら大丈夫です。
彼らはヘルパー資格を持っている人もいますが持たずに働いている人もいます(看護補助という形であることが多いです)。主におむつ交換や入浴介助、食事介助など身の回りのことを介助します。
医療行為はできません。
そして介護職の仕事は看護師がすべて行うことができます。
薬剤師は薬のプロだが、患者に関わるのは苦手?!
薬のプロといえば薬剤師です。医師に薬の情報を提供することもあります。
薬剤師は普段患者と関わることが少ないためか、コミュニケーションが苦手な方が多いです。
看護師は最強であるのはなぜか。
看護師は医師の指示に従い治療のサポートをしています。
指示されたことを実行するだけなら誰でもできるでしょう。
ですが実施者責任が問われるために患者の病気、治療方針、薬の内容などを理解した上で、おむつ交換や入浴介助や食事介助などヘルパーさんが普段しているお仕事も看護師はしているののすりら
ね。最強でしょ?
医学的な診断・治療はできませんが、看護師は療養上の世話の一環とし治療のサポートや患者の身の回りの世話をしています。
看護師は3K(キツイ、汚い、危険)といわれることがあります。これ自体は間違いはないでしょう。
急変・救急コール、お看取りなど、確かな神経すり減らして大変ではあります。だけどそれ以上にやりがいもあるのです。
連日メディアでは「看護師が足りない」と叫ばれています。働きたくても働けない人たちもいるのが現状です。
看護師がいきいきと働ける世の中であってほしいと切に願っています。